夏も終わりに近づき、秋になってきたと感じるのが、スタバやお菓子、ケーキ屋さんでマロン○○を目にした時です。
マロンに関する語学豆知識
「栗」というと「マロン」というカタカナ語が思い浮かびますが、英語ではないようです。
「maron(マロン)」は、フランス語で栗とよく似た“トチノキ科の木の実”を指す「marron(マロン)」が由来出そうで、英語で“栗”と言いたいときは「chestnut(チェスナット)」が正解のようです。ちなみにアメリカで「マロン」と言うと“ザリガニ(marron)”を意味するので要注意ですね。
そんな中、商店街で栗(1kg350円)を見つけて、作ったこともないのに、栗ご飯を作ろうと即決し、栗を購入しました。
中華街で甘栗を試食させてくれますが、剥かれている状態で簡単に栗を取り出せるのだと思っていましたが、甘かったです。
早速家に帰り、栗ご飯を作ろうと思い、ネットで栗ご飯の作り方を検索しましたが、
栗には、鬼皮と渋皮という二つの皮があることを改めて知ります。
鬼皮は外側の皮、渋川は内側の皮です。
栗の剥き方
まず買ってきた栗はざるで、さっと洗います。
40度くらいのぬるま湯に15分ほど浸けておきます。
これで、外側の鬼皮がやわらかくなって皮がむきやすくなります。
栗を取り出して、包丁でお尻?の部分を切り落とします。
包丁で切り込みを入れているので、鬼皮は手で剥けます。
次に渋皮を剥きます。包丁で削ぎ落とすようにしてみましたが、
りんごの皮むきのように包丁を器用に使えないとできません。
そこでピーラーを用意してピーラーでひたすら剥きます。
栗約30個分に対して、同じ作業を行います。1時間近く格闘しました。
全ての栗を剥きましたら、最後に栗を4分の1に小さく切ります。
丸ごとでも良いかもしれません。
次は、ご飯の準備です。
お米の準備
白米を炊く要領で米を研ぎます。お米は3合用意して炊飯器で炊きます。
お米を研いだら、30分〜1時間ほどそのまま浸水させたあとに、
先ほどの栗とお塩(小さじ二杯)を加え、かき混ぜて炊き始めます。
あとは炊き込みモードでセットするのみです。
炊き上がりましたら、料理酒を大さじ1/2入れます。
出来上がりはこちらです。塩加減も丁度よく、美味しかったです。
栗がもう少し甘ければ言うことなしです。
最後に
秋の味覚“栗ご飯”。鬼皮をむき、渋皮をむき、と骨の折れる作業ですが、
炊き上がり後に食べれば忘れてしまうほど美味しいです!
栗の大変さを知り、栗のつく食べ物を食べる時は大変さを想像して今まで以上に
味わって食べようと思います。
皆様、栗ご飯是非お試しあれ!