副鼻腔炎

【体験記】【閲覧注意画像あり!】5年悩んだ副鼻腔炎手術(やらずに後悔)

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こんにちは。ハマッコパパ(@hamakkopapa2020)です。

ついにやりました!副鼻腔炎の手術を。

慢性副鼻腔炎の手術が必要かと悩んでいる方の参考になればという思いで、

手術体験記を書きました。

5年前からずーっと鼻づまりに悩んでいました

本当に苦しかったです。

鼻詰まりで寝辛い日々もありました

頭が痛く、ぼーとするのを堪えて、仕事もがんばりました。

短期的に解消するようなアプローチではだめだと思い、

病院も5つ以上変えて、抗生物質の投薬も長い間しましたが、

改善できませんでした。

西洋医学ではだめだと、東洋医学(漢方や鍼灸治療)も行いました。

月曜断食にもチャレンジしました。体重は-10kg痩せたのでよかった。

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自宅でも鼻うがいで鼻腔内を清潔にしようと心掛けましたし、

どくだみがよいとどくだみ茶も飲みましたし、

どくだみ葉を鼻に突っ込むなんて荒技にもチャレンジしました。

その額合計50万円以上は使ったと思います。

とりあえず、自分でやれることは全部やりました。

が、自分の満足いく結果は得られませでした。

手術だけは怖いからという理由で、避けてきましたが、

子供のうんちもわからず、火事になっても匂いがわからず

死を迎えるくらいなら、手術してでも治したいと思い、

意を決して、手術を行うことを決意しました

副鼻腔炎とは

副鼻腔炎(蓄膿症:ちくのうしょうとも呼ぶ)は、

においがわからない

どろどろとした鼻水が出る、鼻が詰まる、

鼻が喉へ流れる(後鼻漏)、

頭痛・咳・痰が持続する、といった

不快な症状を引き起こす病気です。

最初は急性副鼻腔炎と呼び、

数ヶ月以上続くと慢性副鼻腔炎と呼ぶそうです。

鼻茸というポリーブ(悪性ではないようです)ができてしまい、

匂いのセンサーが鼻の奥にあるのですが、

鼻茸でセンサーが塞がっていたので、

匂いがわからなかったようです。

今回の手術は鼻茸を取るのがメインでした。

副鼻腔炎手術の様子は?痛い?

痛かったです

私の場合は日帰り手術でしたので、

手術時間は金曜日午後1時50分から2時40分の50分程度でした。

手術前に先生より流れと不安がないか質問を受け、

鼻と口の空いた顔マスクを被ります。

緑色の顔マスクでこれぞ手術といった

少し重厚感のあるマスクでした。

マスクをかけられる時、

不安になってしまいテンパっていると先生から

たいした手術じゃないから大丈夫だと言われ、

ふと我に返りました。

さて、手術開始です。

まず麻酔液を染み込ませたガーゼを

鼻に突っ込まれます。

5分程度したらガーゼを抜きます。

その後、鼻の中に注射で局所麻酔をしました。

注射はそこまで痛くなかった右鼻の時に

ちくっとする程度で、

インフルエンザの注射より痛くなかったです。

手術中は診察台の上に横たわります

(歯医者と同じような状態です)。

まずは左鼻から鼻茸を切除していきます。

ペロンと綺麗に剥がれるかと思いきや、

カッターみたいな?もので少しずつ切っていきながら

削ぎ落としていました。局所麻酔のため、

先生が手術でいま何をしているか説明してくれました。

こういう説明があることで不安が取り除かれます。

レントゲンを撮った近くの病院では耳鼻科の先生怖いでしょと言われましたが、

ものすごく優しいです。

左鼻が終わると出血を抑えるため、ガーゼを詰めます。

右鼻も同様に行われます。

左鼻⇨右鼻⇨左鼻⇨右鼻⇨左鼻と繰り返されました。

左鼻に鼻茸が多く詰まっていたので、

最後左鼻で終わりました。

時折、麻酔の効きが悪い箇所があり、

痛みがあるので、痛いと言うと

先生が麻酔注射を追加してくれました。

最後鼻腔を広げるために、

鼻腔の入り口を大きく開ける作業があり、

この時ばかりは麻酔もへったくれもありません。

ものすごく痛かったです。

痛いと言っても一瞬でゴキゴキと広げていきます。

最後に長いガーゼを3枚ずつ左右の鼻に詰めていきますが、

これまた痛いです。人の鼻にこんなにも入るのかいうぐらい、

ずるずると入っていきます。

隙間なく埋めていきます。

最初は4枚入れると看護師に依頼していたのですが、

3枚でいいやということでした。

鼻低いから入らなかったのかな笑と

心の中で思いながら聞いているだけ。

最後にガーゼを塞ぐ綿のボールを詰めます。

手術終了です。

身体をゆっくり起こして、

5分程度安静にして部屋を出ます。

手術で取れた鼻茸【閲覧画像注意】

耳鼻科で先生から手術で取れた

鼻茸を見せていただきました。

閲覧注意ですよ!

 

手術費用は高い?

約15万円でした。

+手術前のレントゲン代が1万円程度です。

医療費が高額になりそうなときは

限度額適用認定証を使える方がいます(私は非該当でした)。

医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、

あとから申請いただくことにより

自己負担限度額を超えた額が払い戻される

「高額療養費制度」もあります。

しかし、あとから払い戻されるとはいえ、

一時的な支払いは大きな負担になります。

負担額は個人によって違うので、

保険組合などにご相談してください。

術後当日の様子

手術当日は家に帰りますが、痛みが辛く、

何もする気が起きません。

横たわり寝ていました。

痛み止めを飲んでも痛いです。

本当に痛いです。

手術後悔だーと思うぐらい苦しかったです。

ご飯は何を食べてもよいですが、

鼻にガーゼが詰まっている状態

鼻がパンパンになっており、

口が大きく開きませんので、

小さい口で食べていました。

湯船には浸かれないですが、シャワーはOKです。

シャワーすら浴びる元気もなく、そのまま就寝です。

鼻に詰めていて綿のボールですが、血がにじむため

時折交換しました。

60個ぐらい綿のボールが支給されました。

また、2時間起きに、

鼻の血の塊が喉に落ちてくるので、

起きては吐き出してを繰り返しました。

血というのはお腹が消化できないもののようで、

飲み込んでしまうと気持ち悪くなるそうです。

痛みもあり、寝た気がしないです。

術後1日目(土曜日)

手術の次の日(土曜日)も同様に痛みが引きませんでした。

食事、薬を飲み、横たわり昼寝もしました。

午後散歩にトライしましたが、

歩くのは疲れてしまい途中で引き返しました。

痛みのレベルは当日と変わりませんでした。

夜になると少しだけましになります。

以前として口呼吸ですので、

舌の真ん中に口内炎ができ

不快指数が増し、若干ストレスでした。

術後2日目(日曜日)

手術後2日目(日曜日)ですが、

朝起きると幾分痛みがマシになってきました。

ですが、痛いことに変わりませんでした。

散歩もできるようになりました。

激しい運動は禁止されていたので、

子供と走り回ったりはできず

公園のベンチで妻と子供が遊んでいるのを見る程度でした。

夜になる痛みはだいぶ軽減されました。

いよいよ明日術後3日目はガーゼを外す日です。

術後3日目

通院の日です。朝一で耳鼻科へ行きました。

思いのほか混んでいましたが、

30分もすると診察室に入りました。

ガーゼが3枚ずつ入っているので、

一枚ずつ抜いていきますと先生から説明がありました。

ガーゼの隙間に麻酔のスプレーを噴射しています。

スプレーの量も長め多めでした。

そして、ガーゼを抜く瞬間がきました。

金属の受け皿を顎に密着させます。

自分の手で受け皿を持ちます。

1枚目を抜く時にガーゼの先端をつまんで、

緩めて垂らしていきます。

そして伸び切ったところで、

いきますよーとの声で、

ガーゼが引っ張られます。

痛い、痛い、痛いと声を出したかったのですが、

あまりの痛みに痛いという声も出ず、

涙しか出ませんでした。

左右3枚ずつでしたので、

計6回引っ張られる時に激痛が走りました。

なんとも表現できないような痛みでした。

受け皿を持ちながら、

診察室脇の待機部屋で5分程度待機します。

再度診察室に戻り、出血の量を確認し、

綿のボールを詰められます。

すっきりすると思いましたが、

綿のボールを詰めて明日の朝まで迎えるようにとのことで

診察終了。

次回は術後7日目の金曜日にきてくださいと言われました。

術後4〜7日目

術後4日目の朝にガーゼを外して、

鼻には何も入っていない状態となりました。

血の塊は依然として喉に落ちてきますので、吐き出します。

鼻の中にも血の塊がありますので、

時折優しくゆっくりと鼻をかんで出していきます。

から処方された飲み薬と鼻スプレーを使うだけで、

あとは仕事や日常生活は支障なかったです。

術後7日目〜10日目

依然として血の塊は喉から吐き出しますが、

鼻茸がある時と比べると

鼻の通りもよいです。

術後2週間

血の塊は喉から出ることはなくなりました。

鼻の通りも良好です。

鼻洗浄の効果もあり先生から良好と言われました!

薬の量も少し減りました。

術後1ヶ月

鼻水がほとんど出なくなりました。

飲み薬と鼻スプレーを併用しながら、

毎日鼻洗浄をして、2週間に一回経過観察で

診察を受けています。

術後2〜5ヶ月

飲み薬の回数と量が減りました。

これからは3週間に一回経過観察で

診察を受けることになりました。

お酒を飲んだり食べ過ぎると

鼻水が溜まってきます。

食べ物が関係しますね。

術後6ヶ月←いまここ

お医者さん曰く、鼻水も少なくなってきたので、

抗生物質は飲まなくていいと言われました。

通院の頻度も1ヶ月に1度になりました。

鼻水は多少出ますが、鼻うがいでスッキリさせています。

鼻詰まりに効く食べ物

術後3ヶ月後から、鍼灸治療を再開しました。

鍼灸治療の先生から食べなさいと言われた

ある食べ物を食べると鼻詰まりに効いています。

それは『山芋』です。

八百屋さんで大和芋と表示されているものを買っています。

スーパーには売っていない場合もあるので、楽天でまとめ買いがお得かもしれないです。


 

粘り気が強く、すりおろしでとろろにして食べることが多いです。

お味噌汁にじゃがいもの代わりにいれても美味しく食べれます。

最近は数日に1回は食べています。

おそらくですが、この粘り気が鼻水のような成分を体内で

浄化しているようなイメージです。

鼻洗浄

鼻洗浄をすると治りがよくなるようです。

朝起きた時、夜お風呂の中で

1日2回洗浄しています。

ハナクリーンαというポンプ式の鼻洗浄器を購入しました。

薬局やネットで購入できます。

医師オススメの鼻洗浄器です。

食塩水でもよいそうですが、

毎回作る手間を考えると

専用の洗浄剤を使った方が楽だなと思い、

サーレという洗浄剤も買いました。

少し鼻水が溜まっても、鼻うがいをすることで、

どろっとした鼻水も吐き出され気分爽快です。

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まとめ

当記事では副鼻腔炎の手術を体験記を書きました。

副鼻腔炎の手術に迷われている方の参考になれば嬉しいです。

術後4ヶ月経過しましたが、

いまのところ手術してよかったと思います。

色々試してはいたのですが、

もっと早く手術していればなと後悔しています。

人生100年時代であと60年近く鼻が詰まってるよりかは

鼻が通って匂いもわかって美味しいご飯が食べたいです。

あとは匂いがわかるようになりたいです。

経過をみていきながら、またレポートしたいと思います。

 

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